まつげ(まつ毛)・マツエクコーティングとは?どんなメリットがあるの?
2020/07/20
マツエクコーティングとは?
マツエクをしたけど、すぐ取れてしまったという人や、せっかくのまつげエクステだから長持ちさせたい、という人にお勧めしたいのが、コーティング剤の使用です。
望み通りのまつげの形を作ってもらっても、崩れてしまえば目元が汚く見えてしまうこともありますよね。
マツエクを長持ちさせたいのであれば、メイクや洗顔の時に気を付けなければならないことも。
それらに気を付けながら、さらにマツエクのコーティングを使えば、カールを美しく保ち、傷んだまつげをケアすることができますよ。
今回は、マツエクコーティングについてご紹介します。
そもそもマツエクとは?
マツエクは、接着剤であるグルーを使い、エクステンションをまつげに装着し、希望のまつげを実現することができます。
量や長さ、カールも選べますから、自由度も高いといえるでしょう。
基本的にグルーは乾けば丈夫で外れることはありませんが、乾く前に濡らしたり、動かしたりすることで取れやすくなってしまいます。
また、乾いた後も水分や脂分に弱いため、洗顔やクレンジングに気をつける必要があります。
エクステを付ける前に使っていたクレンジングでも、マツエク後は使用がNGとなる場合がありますから、クレンジング選びも注意しましょう。
摩擦にも弱いため、こするなどの行為も厳禁です。
ホームケアとしてコーティング剤を導入!
マツエクはサロンなどのお店で施術してもらいますが、その後のコーティング剤は、自宅で行うケアです。
ホームケアとして、本人が毎日のマツエクケアとして行うことで、いつも綺麗なマツエクを維持することができますよ。
ただし、薄い膜で覆うタイプとなりますから、持続力はあまり期待しない方がよいでしょう。
1日2回など、ホームケアとして続けることで効果を感じることができます。
サロンで塗ってくれるコーティングも有り
エクステを施術したサロンで、最後にコーティングを塗ってくれる場合もあります。
標準で塗ってくれるサロンもあれば、オプションとなっている場合も。
気になる方は、カウンセリングでそのようなサービスがあるか確認してみましょう。
色もさまざまで、透明のものから、マスカラ効果も期待できる黒タイプもあります。
ホームケアで塗るタイプとは異なり、数週間持つものがありますから、マツエクを持続してくれるでしょう。
それでは、ここからはホームケアとしてのコーティングについて解説します。
マツエクのコーティング・メリット
コーティングを使うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
6つのメリットをご紹介します。
水分、皮脂から守る
マツエクを装着する際に使用するグルーは、水分や皮脂に弱い性質を持っています。
しかし、目元は水分や皮脂と無縁でいるわけにはいきません。汗や皮脂がグルーにつくことで、マツエクの持ちを悪くしてしまいます。
特に夏場やスポーツで汗をかきやすい時にはコーティング剤で守るとよいでしょう。
また、メイクにも油分が入っていますから、アイメイクでも接着部分が弱くなる可能性もあります。
まつげとマツエクが接着している部分を、コーティング剤でコートすることで被膜を作ります。
水分、皮脂、油分が入り込まなくなるため、マツエクが取れにくくなるのです。
摩擦を軽減する
コーティング剤は、被膜を作ることから、摩擦も軽減してくれます。
手で触れていないのに取れやすいという場合には、まつげ同士の接触で取れやすくなっている可能性があります。
太いマツエクや、硬さのあるマツエクを選んだ場合には、マツエク同士の摩擦が起こっているかもしれませんね。
この場合にも、コーティングをつけることで摩擦を軽減し、長持ちさせることができるでしょう。
マツエクを補強し、崩れを予防
グルーが緩んでいる部分を補強してくれるコーティング剤もあります。
マツエクを施術して、しばらくたつと、どうしても時間経過によりグルーが緩んでしまいます。
クッションの役割を持つコーティング剤をつけることで、マツエクの接着部分を補強できますし、常に使っておくことで、崩れを予防することもできるでしょう。
マツエクを綺麗な形に保つ
コーティング剤をつけてケアすることで、毛の流れを整え、マツエクを施術してすぐの美しい綺麗な形を長持ちすることができます。
コーティングをしないと、マツエクの毛先はバラバラになりやすく、まつげ同士の摩擦も増えてしまいます。
綺麗な形を長持ちさせるためにも、コーティング剤を使用するとよいでしょう。
ボリュームアップ
コーティング剤の中には、色のついているものがあり、マスカラのようなボリュームアップ効果が期待できるものもあります。
コーティングしながら、マスカラ効果が得られれば、一石二鳥ですよね。
マツエクを付けてすぐには重宝しないかもしれませんが、少し経ち、全体の量が少なくなってきたように感じる時に、黒い色のついたコーティング剤を使用するとボリュームアップでき、目元が華やぐでしょう。
コストパフォーマンスに優れている
マツエクを美しい状態を維持するためには、継続してマツエクに施術を受ける必要があります。
1回に数千円から数万円かかることもあるマツエクですが、コーティングを使用することで、マツエクを長持ちさせ、施術の間隔を伸ばすことができれば、コストも下げることができますよね。
コーティング剤の価格はさまざまですが、千円程度で1ヶ月以上使用できるものもあります。
コーティングの購入費を考えても、使用した方が全体的なコストを安くすることができるでしょう。
マツエクコーティングの選び方
マツエクのコーティングはどのように選べばよいでしょう。
成分や形状、色など選び方のポイントについてご紹介します。
美容液成分・コート成分
コーティング剤の成分として、主に美容液成分が多いものと、コート成分が多いものの2種類があります。
エクステを付けると、エクステの重さを受け続けますし、グルーの影響もあり、自まつげが少なからずダメージを受けます。
ヒアルロン酸やコラーゲンを含むものを選べば、保湿をし、ツヤも出してくれるでしょう。
もちろん、エクステのコーティングも行ってくれますが、コート力は少し弱めになります。
一方、コート成分が充実しているタイプのものは、撥水性が高く、汗や皮脂に強いため、汗をかきやすい季節やスポーツをする習慣のある人にお勧めです。
水分や皮脂をはじくために、合成ポリマーが多めに含まれていて、塗布する回数も少な目でOK。
面倒が嫌だという人にも、最適と言えるでしょう。
ただし、全体につけるとマツエクがくっついてしまうため、グルーがついている根元の接着部分だけに塗布する必要があります。
付ける時は慎重に行うとよいでしょう。
形状
コーティング剤は、塗るための作業が細かいため、塗りやすい形状のものを使いたいですよね。
一般的に、ブラシ、筆、チップの3種類のものがあります。
マスカラのように塗れるブラシタイプは、ブラシの目の形や、太さによっては根元に届きにくい可能性があります。
ただ、マスカラを使い慣れている人は、使いやすく、いつでも簡単に取りだして塗れるのがメリットと言えます。
根元につけやすい細い形状のものを選ぶのもよいでしょう。
毛先が細い筆タイプや、チップタイプは、細かい作業に最適です。
コーティング剤初心者であれば、どちらかを選ぶのがお勧めです。
粘度
コーティング剤は、商品によって粘度はさまざまです。
軽くさらりとしたテクスチャーのものは、ナチュラルに仕上がり、まつげの自然なふさふさ感を演出しながら、コーティングしてくれるでしょう。
粘度が高いものは、まつげをしっかりと固めるため、ボリューム感のある仕上がりが期待できます。
希望とするまつげに合わせて選ぶとよいですね。
色
コーティング剤は、透明と黒色の2種類が主流です。
ナチュラルメイクや、すでにボリューム感のあるマツエクを付けている人は、透明タイプを選ぶとよいでしょう。
また、塗るのを失敗しても、透明であれば目立たないというメリットもあります。
黒色のコーティング剤は、マスカラのように使うこともできます。
ボリュームアップや、ツヤ感も出せるため、目元にインパクトを加えることもできますよ。
マツエクコーティングの塗り方
マツエクコーティングは、いつ濡るのがよいのでしょうか。
ポイントを押さえながら、上手に塗りましょう。
洗顔後の清潔な状態で
コーティング剤を塗るのは、洗顔後です。
まず塗る前に洗顔をして、まつげに残った汚れや皮脂はしっかりと洗い流しておきましょう。
メイク後であれば、メイクもクレンジングを使用し、オフしてくださいね。
まつげ用コームを使って、まつげの流れを整え、ドライヤーの冷風を当てて水分を飛ばします。
この時、ドライヤーは顔から30cmほど離すようにしましょう。
まつげの下から冷風を当てると、形崩れを防ぐこともできます。
もし、まつげ美容液を使用する場合には、水分を飛ばした後に塗り、再度ドライヤーで乾かします。
装着部分にしっかりと
コーティング剤を出し、ダマにならないよう、コーティング剤の量を調整して塗ります。
ヒアルロン酸やコラーゲンを含み保湿が期待できるタイプであれば、マスカラを塗る時と同様に、まつげ全体をとかすように、根元からゆっくりと塗っていきましょう。
接着部分は根元ですから、重点的に塗ってくださいね。
コート成分が多く含まれているタイプのコーティング剤は、根元部分にのみ塗ります。
目を閉じて、まつげの根元部分、マツエクとまつげの接着部分を埋めるよう、丁寧にしっかりと塗りましょう。
表面が乾いたら、目を少し開け、まつげの裏側からもコーティング剤を塗ります。
どちらも塗り終わったら、コームで優しくコーミングして、余計なコーティング剤を落とします。
マツエクコーティングの落とし方
マツエクのコーティング剤を付けた時には、落とさないといけませんよね。
どのように落とせばよいのでしょうか。
オイルフリーのクレンジングを使う
マツエクを接着するグルーはオイルに弱い性質を持っています。
オイルクレンジングを使用すると、マツエクが取れやすくなってしまいますから、オイルフリーの、マツエクでも安心して使えるクレンジングを使用しましょう。
「マツエクでも使用可能」と記載されているものであれば、安心して使用できますね。
また、サロンによっては「オイル対応」のグルーを使っている場合もあります。
この場合は、オイルを使ってクレンジングしても大丈夫!
ただ、オイル対応グルーは、強力な反面、人によっては刺激を感じることもあります。
カウンセリングでよく確認し、選ぶとよいでしょう。
アイホールメイクはコットンを使う
アイホールのメイクは、オイルフリーのクレンジングをコットンに浸し、縦方向に撫でるようにして落としましょう。
コットンの繊維がマツエクに引っ掛かると、取れる危険性があります。
コットンがマツエクに触れないよう、注意してくださいね。
アイラインは綿棒を使う
アイライン部分は、マツエクの接着部分に近いため、気を付けて落としたいですね。
オイルフリーのクレンジングを綿棒に付け、アイラインを落とすのがお勧めです。
目頭から目尻に向かって、マツエクに触れないよう、慎重に行いましょう。
健康的なまつげを維持するには?
コーティング剤には、コート成分が主になっているものがありますが、自まつげの健康のために美容成分をたっぷりと与えたいと思う人もいるでしょう。
その場合には、コーティング剤と別に、まつげ美容液を使うのもお勧めです。
使うタイミングは、洗顔後、ドライヤーでまつげを乾かした後、コーティングを塗る前に行うとよいでしょう。
スカルプD ボーテピュアフリーアイラッシュセラム
https://scalpd-eye.angfa-store.jp/products/eyelash_lp
まつげにハリコシを与えるケア成分(※1)が配合されている「スカルプD ボーテピュアフリーアイラッシュセラム」は、ふわふわのカールチップを使用し、生え際から塗りやすくなっています。
もちろん、マツエクをしている人でも使うことができますよ。
マツエクを美しくキープしながら、美容成分(※1)を自まつげに与えてパッチリ目元を目指しましょう。
1日2回、朝晩の使用がお勧めです。
※1 オリゴペプチド-20、オクタペプチド-2、アセチルデカペプチド-3、サリチル酸シランジオール、オタネニンジン根エキス、ビオチノイルトリペプチド-1、パンテノール、グリセリン、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド (全て保湿成分)、シスチン、グルタミン酸 (全てハリコシ成分)
コーティング剤を使ってマツエクを美しく保とう
マツエクのコーティング剤についてご紹介しました。
マツエクが崩れやすい、取れやすいと悩んでいる方は、コーティング剤を使ってみるとよいでしょう。
接着部分をコートしてくれますし、美しい状態を維持することができますよ。
汗をかきやすい夏場や、スポーツをすることが多い人には特にお勧めです。
マツエクは、希望の目元を作ることができますが、どうしてもコスト面もかさみがち。
すぐに取れてしまえば、施術の間隔も短くなってしまいます。
コーティング剤の購入費用を考えても、施術の間隔を広げる方がコストは安く済むでしょう。
また、崩れを予防してくれますから、施術直後の美しい状態を長く持たせる効果も期待できます。
コート成分の多めのタイプは、撥水性が高く、付け直しも少なく済みます。
しかし、美容液成分が含まれていても、量が少ない可能性がありますから、美容成分も多くまつげに与えたいと思うのであれば、別にまつげ用美容液を使用するのもよいでしょう。
マツエクを装着することで、自まつげにマツエクの重さがかかりますし、グルーでもダメージを受けます。
マツエクをカールや、美しさを維持するのと同時に、自まつげのケアも忘れないようにしましょう。
コーティング剤のつけ方についても解説しました。
コート成分と美容成分のタイプによって、つけ方が異なります。
購入したコーティング剤のタイプをよく確認して、正しく付けるようにしましょう。