まつ毛エクステについて知っておきたいことを一挙公開!
2020/03/13
ぱっちりした目元になりたいなら、まつ毛エクステをしてみてはいかがでしょうか?
まつ毛エクステについてのメリット、デメリットはもちろん、施術や長持ちさせる方法、まつ毛エクステできるかどうかのチェックまでご紹介します。
まつ毛エクステとは?
まつ毛エクステの正式名称は「まつ毛エクステンション」。
エクステンション、つまり仮毛を自まつ毛に接着することで、理想の目元を作ります。
素材は、ほとんどの場合PBT(ポリブチレンテレフタレート)を使用していて、カールや長さ、太さなどバリエーションは豊富です。
まつ毛エクステの接着
エクステを自まつ毛と接着して固定するために使われるグルー(接着剤)は、サロンによってさまざま。
ホルムアルデヒドが揮発して、目や鼻を刺激することもあるため、送風をしながら施術されます。
アレルギーが出やすい人は、カウンセリングでしっかりと相談しておくとよいでしょう。
まつ毛パーマとの違い
まつ毛をカールさせるものとしては、まつ毛パーマがあります。
まつ毛エクステとの違いは、自まつ毛に直接パーマ液をつけてカールを作る点でしょう。
エクステは、太さや長さ、カールを選びつけることができるため、自分の理想とする目元を作りやすいですが、まつ毛パーマは、自まつ毛が少ない、短い場合には、カールをしてもあまり効果が出ないことも考えられます。
つけまつ毛との違い
「つけまつ毛」と「まつ毛エクステ」は、両方とも自まつ毛に付けるため、同じものだと考えてしまう人もいますが、異なるものです。
つけまつ毛は、まぶたの部分に化粧品糊を使い、直接まつ毛を貼りつけ、毎日取り外す必要があります。
しかし、まつ毛エクステは、まぶたから1ミリから2ミリほど離した場所、まつ毛1本1本に装着します。
施術に技術も必要なため、専門の技術者に装着してもらい、2週間以上、つけた状態が続きます。
まつ毛エクステのメリット
まつ毛エクステのメリットは、ナチュラルに目元を華やかにできること。
装着部分も自然なため、違和感がなく、汗や皮脂にも強いため、簡単に取れることもありません。
また、メイク時間を短縮できるのも大きなメリットと言えるでしょう。
毎日のビューラーや、つけまつ毛の装着の時間も、積み重ねるとかなりの時間になっていますよね。
朝の忙しい時間も、まつ毛に時間を取られることなくメイクすることができます。
また、取り外しが必要ないのも時短につながりますね。
まつ毛エクステのデメリット
まつ毛エクステは、施術の際に痛みもなく、技術者に付けてもらうだけですが、サロンに行く時間や、費用がかかることがデメリットと言えるでしょう。
常に美しい状態を保つために、付け替えなどで通う必要もあります。
また、グルー(接着剤)にアレルギーを起こす人もいます。
皮膚が弱い人や、アレルギー症状がある人は、カウンセリングに相談し、施術前のパッチテストも行いましょう。
まつ毛エクステの費用
サロンによって費用は異なりますが、相場としては5,000円から8,000円程度です。
地域や、エクステの本数にも寄りますので、継続して通えるサロンを見つけるとよいでしょう。
また、上まつ毛だけで3,000円など、メニューもさまざまです。
まつ毛エクステの施術はどのようにするの?
まつ毛エクステの施術の方法は、細かい部分はサロンによって異なりますが、ここでは基本的な施術についてご紹介します。
・下まつ毛、まぶたにサージカルテープを貼り、下まつ毛を保護して、ツイーザーが頬などに直接触れないようにします。
・エクステの持ちが良くなるよう、まつ毛についている皮脂やアイメイクなどを拭き取り、まっさらの状態にします。
・グルー(接着剤)にくぐらせたエクステンションを、まつ毛1本1本に装着します。
・乾かす際に、ホルムアルデヒドが揮発するため、送風を行います。
・サージカルテープを剥がします。
サロンに行く時に気を付けたいこと
施術の際には、アイメイクはしないで来店するのがベターです。
サロンでメイクを落とすこともできますから、仕事帰りなどに寄ってもOKです。
本数、デザイン、長さや太さなど、施術するために決める必要はありますが、サロンに行ってから決めることができます。
だいたい、どんな風に仕上げたいか、ナチュラル系、ゴージャス系、キュート系など、大雑把なイメージだけは決めておくと、スムーズに選ぶことができるでしょう。
まつ毛エクステの種類
まつ毛エクステは、長さ、太さが異なるものはもちろん、カールの角度や素材などバリエーション豊富。
中には、カラーやスワロフスキーのキラキラしたものがついているものも。
理想の目元を作るために、さまざまなエクステが準備されています。
実際には、何本くらいつけるのでしょう。
一般的な例を挙げながらご紹介します。
ナチュラル、あくまで自然な目元を作りたい人
本数は80本程度がおすすめです。
学校や職場で目立つことなく、自然にパッチリとした目元になりますよ。
また、カールはJカールと呼ばれる、自然な仕上がりのものを選ぶと◎。
まつ毛の太さは、自まつ毛と同じくらいがナチュラルですから、0.1mmや0.12mmを選ぶとよいでしょう。
自然だけど、目を大きく見せたい人
本数は100本程度で、Cカールを選ぶと、ビューラーをしたような仕上がりでパッチリとした目元を作ることができます。
まつ毛の太さは、0.1mmや0.12mmとの相性がよいでしょう。
ボリュームのある目元を作りたい人
まつ毛にボリュームを出して、印象的な目元を作りたい場合は、120本にしてDカールを選ぶとよいでしょう。
まつ毛のカーブにかなり角度がありますから、目元を強調してくれますよ。
太さは0.15mm以上のもので、自まつ毛の太さと相談して選ぶとよいでしょう。
まつ毛エクステの長さ
まつ毛エクステには、一般的に6mmから15mmの物があります。
短すぎると、つけている感じがしないですし、長すぎると重すぎてまつ毛エクステが目にかかってしまうことも。
自まつ毛の長さより少し長いくらいのものを選ぶのがおすすめです。
自然に見せる長さとしては、9mm~11mmと言われていますが、自分の自まつ毛の長さから、サロンで相談してピッタリの長さを選ぶようにしましょう。
まつ毛エクステはどれくらいもつ?
まつ毛も、髪の毛や体毛と同じように毛の一種。
まつ毛が生え変わる毛周期も人それぞれですから、持ち方も異なりますが、一般的には2週間から1ヶ月ほど持つでしょう。
その他に、まつ毛のケアや生活習慣によっても異なります。
まつ毛エクステのメンテナンス
まつ毛エクステをした後は、メンテナンスが必要になります。
まつ毛の毛周期は、髪の毛などと比べ短く、30日から60日程度とされています。
エクステはまつ毛に装着するため、装着した自まつ毛が抜け落ちれば、エクステも一緒に取れてしまいます。
常に美しい目元を作りたいのであれば、自まつ毛の生え変わりに合わせて、付け替えをしていくのがおすすめ。
付け替えはリペアとも呼ばれ、だいたい2週間から3週間に1回、サロンで行うとよいでしょう。
また、衛生上、リペアは3回を1セットとして、3回行ったら一度、全て取り除きオフするようにしましょう。
まつ毛エクステをつけたら気を付けたいこと
エクステをつけたら、せっかくなら長持ちさせたいですよね。
施術後、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。
施術後は濡らさない
まつ毛エクステを装着する接着剤は、硬化しているように見えても、しっかりと硬化するまでに時間がかかります。
装着してもらったら、目元はなるべく濡らさないようにすることで、取れにくく長持ちさせることができます。
施術当日に洗顔をした後などは、まつ毛部分だけをすぐにドライヤーなどで乾かしましょう。
マツエククレンジングを使う
まつ毛エクステの施術をしたら、マツエククレンジングを使うとよいでしょう。
エクステを付ける際の接着剤は油分に弱い成分で作られています。
そのため、オイル入りのクレンジングを使うと、取れやすくなってしまうことも。
まつ毛エクステの人にも使えるタイプのオイルフリーや、油分少な目のクレンジングを選ぶのがおすすめです。
まつ毛エクステができるか確認!
まつ毛エクステについて分かったら、自分もできるかどうか知りたいですよね?
まつ毛エクステができるかどうか、チェックしてみましょう。
敏感肌だけどまつ毛エクステしたい
敏感肌の方は、肌に触れるものなど気を遣いながら生活していますよね。
化粧品なども成分をチェックする習慣のある人も多いのでは。
まつ毛エクステは、自まつ毛にエクステを装着するため、直接肌に触れることはありません。
しかし、専用の接着剤でアレルギー反応を起こす可能性もありますから、サロンに相談するようにしてください。
また、事前のパッチテストも行いましょう。
自まつ毛が下向き…
自まつ毛が下向きでも、まつ毛エクステは可能です。
また、逆さまつ毛の場合でも、ほとんどは装着可能ですので、迷う場合にはサロンに相談してみましょう。
ただ、まつ毛に装着するので、まつ毛が無い場合にはつけることはできません。
下まつ毛につけられる?
下まつ毛にも、まつ毛エクステを装着することができます。
上下のまつ毛にエクステをつければ、ボリュームのある印象的な目元を演出できますね。
コンタクトでもまつ毛エクステできる?
コンタクトを付けていても、まつ毛エクステは可能です。
施術の際には、ハードコンタクトは外すのが一般的です。
サロンの指示に沿って着脱してください。
外す必要がある場合も考え、コンタクト保管ケース、眼鏡をサロンに持っていくと安心でしょう。
また、普段、コンタクトを着脱する時には、まつ毛エクステになるべく触れないよう注意しましょう。
まつ毛エクステを外したい場合
何らかの理由で、まつ毛エクステを外したい、外さなくてはいけない時もあるでしょう。
無理にひっぱったりすると、自まつ毛まで抜けてしまったり、ダメージを受けることがあります。
まつ毛エクステを装着する際に使う接着剤は、専用のリムーバーを使ってオフするように作られています。
そのため、自分で取るのではなく、サロンで外してもらうのがベストです。
サロンによって対応は異なります。
例えば、一度オフしてから、またエクステを新たに取り付ける場合には、オフする費用は無料となることが多いでしょう。
また、トラブルがあってオフをしたい場合には、保障期間内であれば無料で行ってくれるサロンもあります。
保障期間外で、オフだけしたい場合には、2,000円などオフ代が必要となる場合があります。
どうしても自分で外したい場合
おすすめしませんが、緊急でどうしても自分で外したい場合には、まつ毛エクステ専用のリムーバーを使用しましょう。
使用する接着剤はサロンによって異なり、リムーバーも接着剤にマッチしたものを使用するのがベターですが、自分で外す場合には、どのリムーバーが良いのか分かりませんよね。
ドラッグストアなどで見つからない場合は、ネットショップなどで探すとよいでしょう。
クリームタイプやジェルタイプ、リキッドタイプなどがありますが、自分で使う場合には、液だれしにくいクリームタイプが無難です。
目や目の粘膜に触れると、痛みもあり危険ですから、綿棒などを使って優しく気を付けてオフするようにしましょう。
緊急性のない場合には、やはりサロンに行き、安全に外してもらうことをおすすめします。
また、まつ毛エクステは、それほど長い期間はもちませんから、自然にまつ毛と一緒に外れるのを待つのもよいでしょう。
接着剤はオイルにも弱いため、オイルクレンジングで毎日、メイクオフすることで外れやすくなりますよ。
まつ毛エクステをつけて、理想の目元を作ろう
まつ毛エクステのメリット、デメリットから、施術についてなど、さまざまな情報をご紹介しました。
毎日、アイメイクに時間がかかっている人は、まつ毛エクステをすることで、理想のまつ毛を作りながら、時短にもなりますよ。
まつ毛エクステは、自まつ毛の量や太さ、長さに関係なく、自分の理想とする目元を作ることができます。
自まつ毛に自信がない人ほど、まつ毛エクステの相性は良いと言えるでしょう。
メンテナンスのために、一定期間ごとにサロンに通う必要はありますが、24時間、ぱっちりとしたまつ毛でいられるもの魅力的ですよね。
一般的な施術の仕方や、施術後の注意についても解説しました。
まつ毛エクステについてしっかりと理解を深めて、長持ちする素敵な目元を楽しんでくださいね!